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『妖狐伝』で、小伊勢の巳之助が摺り寄って来た女の顔を「気のせいか、眼も鼻も無い真っ白なのっぺらぼうの顔にみえた」として、提灯を投げ出して咽喉を絞めようとした。半七は、これは薄暗いところでの人違い(若狭屋のお糸と坂井屋のお糸、建具屋の伊之助と小伊勢の巳之助)が重なった末の出来事で、「女の顔がのっぺらぼうに見えたなどは、巳之助の錯覚であろう」と断じ、お糸の顔については「巳之助の眼の迷いで、もしや狐じゃあないかという疑いから、そんな顔に見えたのだろう」と説明している。
分類:妖怪・怪異

📚 登場作品(1)

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