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🧩 説明

📖 本文記載🧩 本文から整理
本文の語:「その声が哀れにさびしく、この世の人とは思われない」。『ズウフラ怪談』で、安政四年九月の駒込富士裏に立った怪談。闇夜にそこらを往来する者があると、誰とも知らず「おうい、おうい」と呼び、時にはその人の名も呼ぶ。その声は「哀れにさびしく、この世の人とは思われない」もので、近いような遠いような、地の底からでも聞えるような異様のひびきを伝えた。たまに「おれを呼ぶのは誰だ」と大きい声で訊き返しても何の答えもない。正体は、オランダ人が通辞役に贈った品が質に入り、それを質屋のせがれ辰次郎が持ち出した銅製の喇叭のような物(ズウフラ)で、屋根の上から人を嚇かしていた悪戯。半七は「あのズウフラというものは筒にどんな仕掛けがあるか知らねえが、遠くの人を呼ぶ以上、相当に大きな声を出さなけりゃあならねえ筈だ」と見当を付けて屋根に石を投げ、取押えた。怪談はのちに道場の闇討ち事件に利用される。
分類:妖怪・怪異

📚 登場作品(1)

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