No.12 猫騒動
『猫騒動』/文久二年(1862年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
芝神明の近くの裏店で猫をたくさん飼い「猫婆」と呼ばれていたおまき婆さんが、近所の苦情で飼い猫をすべて処分されてから七日目の夕方に急死する。医者は卒中と診断したが、不審に思った半七が、手先の熊蔵の報告をもとにその死の真相を調べ始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
猫を沈められた後も婆さんは魚を無心し、魚を持たずに帰った七之助の前に現れた母の顔が、本人にもお初の眼にも猫の顔に見えた。驚いた七之助が天秤棒で母を撲ち殺し、お初・三吉の狂言で隠したが半七に見破られる。七之助は猫を沈めた芝浦で入水自殺した。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
親孝行の七之助さんは親のかたきを取るつもりで、夢中ですぐに撲ち殺してしまった
お初|猫に見えた母を打ち殺した孝行息子の悲劇
自分もまたこうした不運の親孝行息子に縄をかけない方が仕合わせであったと思った
地の文|自滅した七之助への半七の哀れみ
おお、今夜帰って来たのかい、遅かったねえ
おまき|捨てた猫の帰りを迎えるおまきの声
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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