『向島の寮』/慶応二年夏(1866年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

生薬屋の女中・お徳の妹お通が、向島の奥の寮に奉公に出たが「辛抱していられない」と助けを求める手紙を寄越す。蛇を祀る土蔵へ膳を運ぶうち、お通は土蔵の中で幽霊のような若い女の姿を見てしまい、半七は寮に隠された秘密を探り始める。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
土蔵の幽霊は三島の一人娘・おきわ。後家のお糸と番頭の由兵衛が不義の仲で、財産横領のため娘を寮の土蔵に幽閉し、駈け落ちと吹聴していた。良次郎は濡衣を着せられ隠れていたが、お通を助けて手紙を届け、半七の探索で全容が発覚。お糸は牢死、由兵衛は獄門、六蔵は死罪。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

📜 史実

📖 用語

💬 語録

世の中がさかさまになって、年寄りのいう方が間違っていることが随分あります

半七(若き日)|良次郎をかばって年上の男を諭す

霊ある蛇はわざわいを未然に察してどこかへ立ち去ってしまったのか

地の文|大蛇の行方を結ぶ余韻
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

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