No.32 海坊主
『海坊主』/安政二年三月四日(1855年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
安政二年三月、品川沖の潮干狩りに奇怪な男が現れ、颶風と潮の到来を予告して的中させた。その後も生魚をむさぼり食うなど謎の行動が噂となり、半七はその男の正体を追って探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
生魚を食う怪しい男は島破りをして海を泳いで逃げた上総無宿の海坊主万吉。海賊喜兵衛らの船に食いついて江戸まで付いて来て、気違いを装いながら囲い者のおとわを手籠めにし、逃走中に彼女を刺殺。神奈川で捕まり引き回しのうえ、獄門。海賊一味も全員検挙された。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
なにも好んで生魚を食うというわけでもない。人を嚇かすためにわざと食って見せていた
半七老人(回想)|海坊主の正体を明かす
男が死のうと覚悟するからには、死ぬだけの理窟があるに相違ない
半七老人(回想)|男の身投げを助けない船頭の習慣
颶風がくる。天狗が雲に乗ってくる
奇怪な男(海坊主)|晴れわたった品川の海辺で、得体の知れぬ男が繰り返し叫ぶ警告
なにか食い物はないか。腹が減った
海坊主(万吉)|船上で食い物を求める万吉
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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