No.47 金の蝋燭
『金の蝋燭』/安政二年四月(1855年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
安政二年四月、両国橋の工事中の仮橋の下から女の死骸が引き揚げられ、その女が抱えていた風呂敷包みから、芯が金無垢でできた「金の蝋燭」が五本見つかる。江戸城の御金蔵破りとの関係を疑った半七は、女の亭主とおぼしき男の行方を追って探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
身投げ女が抱えた金の蝋燭の謎。真相は、大名から江戸役人への賄賂(金棒入り蝋燭)を運ぶ中間を茶屋主人の宗兵衛が絞殺して奪い、夫婦で夜逃げしたこと。女房お竹は夫の悪事露顕を願って蝋燭を抱いて川へ身投げ。宗兵衛は情婦に未練で両国に舞い戻り半七に捕まった。御金蔵破りとは無関係だった。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
女に怨まれちゃあ助からねえ。おめえも用心しろよ
半七(若き日)|女房の意趣返しを評して
自分に係り合いのある所へわざわざ近寄って、結局破滅を招くことになる
半七老人(回想)|犯人の習いを語る
この野郎め、おぼえていろ、あたしが死んでも、蝋燭が物を云うぞ
お竹|死んでも蝋燭が物を言うと告げるお竹
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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