『唐人飴』/嘉永四年四月(1851年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

嘉永四年四月、青山の御熊野横町に唐人飴屋の筒袖をつけた人間の片腕が落ちているのが見つかり、近所は騒然となる。ところが当の唐人飴屋は両手そろって現れたが、数日後また同じ場所に唐人の袖をつけた片腕が捨てられ、半七が探索に乗り出す。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
青山の腕斬り二件は、最初の腕は弥兵衛の子分角兵衛に斬られた市川岩蔵のもの、二度目は兄の仇を討とうと照之助が角兵衛の腕を斬って唐人の筒袖を着せて捨てたもの。女役者小三津を隠した常磐津文字吉は女をだます「男女」で嫉妬から小三津を絞殺。文字吉は死罪、照之助は遠島。唐人飴屋はただの道楽息子だった。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

この作品に怪異の分類はありません

📜 史実

📖 用語

💬 語録

ここの師匠は化けもんだ、女のくせに女をだまして、金も着物もみんな捲きあげて

坂東小三|文字吉を罵倒して詰問

女が女を蕩して金を絞り取る。これだから油断がなりませんよ

半七老人(回想)|男女の正体を語る

正体を洗えばこういう奴で、隠密も泥坊もあったもんじゃない。実に大笑いでした

半七老人(回想)|唐人飴屋の正体を明かす半七老人

最初は鳥の形をこしらえたものだそうです。そこで、飴細工を飴の鳥と云います

半七老人(回想)|飴屋談義から事件へ誘う、江戸風俗の蘊蓄を語る一言
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

🔗 関連作品(言及している)

本文に他作品への言及はありません

🔗 関連作品(言及されている)

他の作品の本文からこの作品への言及はありません

🧭 前後の事件

前の事件(年順)『大森の鶏』/次の事件(年順)『青山の仇討』
前の作品(番号順)『新カチカチ山』/次の作品(番号順)『かむろ蛇』