No.60 青山の仇討
『青山の仇討』/嘉永四年九月末〜十月(1851年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:明治二十七年五月(1894年) 半七老人が聞き手に語った年(本文の記述より)
📖 あらすじ
佐倉から芝居見物に上京した百姓の一行が、青山の六道の辻で浪人による仇討ちの斬り合いに出くわす。その夜、一行の金右衛門が何者かに斬られ、連れの娘おさんが拐かされる事件が続いて起こり、半七が探索を命じられる。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
六道の辻の仇討は偽りで、浪人の野口武助が仲間の森山郡兵衛を斬ったもの。金右衛門斬傷とおさん・お種の誘拐は米屋の下総屋茂兵衛の仕業で、従妹お稲を巡る嫉妬による女仇討。茂兵衛は銀八・武助と共謀して為吉も殺そうとしたが、権田原で武助が捕まり露顕。おさんは入水死、お種は生還。茂兵衛と銀八は捕縛された。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
人は見掛けに因らないと云いますが、この米屋の奴らなぞは頗る上手にごまかしていたと見えます
半七老人(回想)|悪党の下総屋茂兵衛を評す
案じるよりは産むが易いとは此の事です
半七老人(回想)|順々に出た二人を易々と捕縛
おのれ盗賊、見付けたぞ
野口武助(仇討と称した浪人)|青天白日の六道の辻で、若党風の男に斬りかかる浪人の一声
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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