No.06 半鐘の怪
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🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
下町のある町内で、火事でもないのに半鐘が夜中に鳴り出し、囲い者の女が何者かに襲われたり、干物が盗まれたりと怪事件が相次ぐ。悪戯小僧の権太郎が疑われて縛られるが、その間も半鐘は鳴り続け、事態の収拾に半七が乗り出す。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
騒動の正体は両国の猿芝居から逃げ出した一匹の猿。半鐘撞き・お北の傘・着物・食い物盗みは猿の仕業で、火の見梯子の獣の爪痕から半七が見破り、空家に蜜柑を餌に罠を張って権太郎と共に捕らえる。お咲・佐兵衛・お倉への襲撃は権太郎の兄(十七)の意趣返しだったが、半七は兄を堪忍し「なにもかもみんな猿公の悪戯」として秘めた。猿は八丈島へ遠島となる。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
兄貴が悪いんじゃあねえ。兄貴はおいらの加勢をしてくれたんだ
権太郎|いたずら小僧の兄をかばう人情
その小さい心の底にはこうした美しい、いじらしい人情がひそんでいるのであった
地の文|権太郎にほろりとする半七の場面
わたくしも長年の間、いろいろの捕物をしましたがね、猿公にお縄をかけたのは飛んだお笑いぐさですよ
半七老人(回想)|妖怪騒ぎの正体が猿と判明した自嘲
兄貴を縛るならおいらを縛ってくんねえ。
権太郎|兄を縛るなら自分を縛れという権太郎
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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