No.45 三つの声
『三つの声』/元治元年三月(1864年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
元治元年三月、芝の鋳掛屋・庄五郎が仲間との川崎大師参詣の約束を交わして家を出たまま姿を消し、その日の夕方に芝浦の沖で死体となって見つかる。最初は事故とされたが、若後家をめぐる男たちの争いから疑いが生まれ、半七は当日朝に戸を叩いた「三つの声」の不審に着目して探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
庄五郎を海に突き落として殺したのは建具屋の藤次郎。若後家お国を狙い、「冗談半分に庄五郎の声色を使って」平七に罪を着せた。だが隣り町の顔見知りでありながら初めから「おかみさん」と呼んだ(=亭主の不在を知っていた証拠)ことを半七に見抜かれ、熊蔵の平手打ちで正気に返った藤次郎は白状。平七は無実と判明した。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
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📜 史実
📖 用語
💬 語録
問うに落ちず、語るに落ちるとはそのことだぞ
半七(若き日)|藤次郎の言葉の綻びを指摘
息をつかせたらこっちが負けです
半七老人(回想)|吟味の極意を説く
口も八丁、手も八丁とはまったくこのことでしょう。
半七老人(回想)|岡っ引稼業を、口も八丁手も八丁と洒落て言い表す自嘲
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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