No.49 大阪屋花鳥
『大阪屋花鳥』/天保十二年三月(1841年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:明治三十年三月(1897年) 半七老人が聞き手に語った年(本文の記述より)
📖 あらすじ
天保十二年の春、浅草観音の開帳で巾着切りに遭いかけた鉄物屋・鍋久の若主人を、美しい娘が救う。その娘は浪人の娘・お節で、やがて鍋久に嫁ぐが、数ヶ月後、突然乱心したように夫を斬殺し、自分も川へ身を投げてしまう。若き日の半七は先輩の徳次と共に、その一件に不審を抱いて探索を始める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
鍋久の嫁お節の乱心による夫殺しは狂言で、真犯人は島破りの女囚大阪屋花鳥。お節親子・巾着切りの竹蔵らと徒党を組み、お節を嫁がせて金を盗ませた。露顕の危機に花鳥がお節の替玉となって久兵衛を殺害し泳いで逃走、死を装う品川怪談も狂言。牢内で鰻飯を食う噂から露顕し花鳥は獄門、お節も後に古井戸へ身投げした。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
きょうを命日に線香の一本も供えておくれよ
大阪屋花鳥|引き廻しの馬上から笑う
花鳥は悪い奴だけに、なかなか度胸のすわった女と見えます
半七老人(回想)|獄門の女賊を評す
そうだ、生きているに違げえねえ
徳次|若き半七の推理に、古参が生きているに違いないとうなずく場面
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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No.53 新カチカチ山「大阪屋花鳥の二代目かと、半七は口のうちでつぶやいた」と言及