『鬼娘』/文久元年七月(1861年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)

📖 あらすじ

馬道の辺りで、白地の浴衣を着て手拭をかぶった跣足の女が喉笛を啖い切って殺すという「鬼娘」の噂が広がる。第三の生贄が子分・庄太の隣家の娘に及んだのをきっかけに、半七が探索に乗り出す。

🎬 結末解説(ネタバレあり)

※結末に触れます(押すと開きます)
鬼娘の正体は獣使のお紺。野良犬二匹を仕込み、盗みの際に連れ歩き、見咎めた酒屋の下女・小間物屋の女房・行水姿のお作を犬に喉笛を噛ませて殺した。半七は鶏盗みの一件から犬使いを割り出し、庄太らと罠を張って犬ごと捕える。お紺は獄門、犬は刑場に生き埋めにされる。

👤 登場人物

🗾 舞台

👻 怪異

📜 史実

📖 用語

💬 語録

人間が咬んだのか、獣が咬んだのか、そのくらいのことはすぐ鑑定が付くでしょうが

半七老人(回想)|科学鑑定のない時代の難しさを語る

その遣り口がめずらしいので、ちょっと世間をおどろかしただけのことですよ

半七老人(回想)|鬼娘の正体を明かす結び

喉笛へ啖い付くとはよくいうことだが、なかなか出来る芸じゃあねえ

半七(若き日)|啖い殺しの不自然さを口にする半七
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。

🔗 関連作品(言及している)

No.13 弁天娘冒頭で「いつかは弁天娘のお話をしましたから」と先行作品に言及

🔗 関連作品(言及されている)

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