No.58 菊人形の昔
『菊人形の昔』/文久元年九月(1861年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
文久元年九月、団子坂の菊人形見物に来た英国人たちが巾着切りに遭い、騒動の果てに弥次馬の袋叩きに遭って逃げ去る。そのどさくさに紛れて異人と侍の馬二匹が盗まれた事件の探索を命じられた半七は、現場の空地で狐使いと噂される怪しい市子を目撃し、不審を抱く。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
団子坂の騒動のどさくさに、本郷の旗本神原内蔵之助の馬丁・平吉が西洋馬を盗み、馬好きの主人が自分の厩に隠した。巾着切りのお角も日本馬を盗んだ。市子のおころは管狐を奪われた老女お千に殺害されたが、これは馬とは無関係。平吉はお角の相棒の密告で挙げられ、馬は返還され、お千は遠島となった。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
菊人形の噂を聞くたびに、わたくしはその昔のことが思い出されます
半七老人(回想)|明治の団子坂を眺めて
異人だの狐使いだのという言葉さえも消えてしまいました
半七老人(回想)|世の変遷への感慨
道楽が昂じると、とかくに何かの間違いが起こり易いものです
半七老人(回想)|道楽の昂じた果ての過ちを語る半七老人
半七、早えな。又ここで変なことが始まったよ。この草ッ原はどうも鬼門だ
丹沢五郎治|二度目の変死現場で顔を合わせた同心の洒落
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
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