No.59 蟹のお角
『蟹のお角』/文久二年七月(1862年) 作品データベースの一覧へ 青空文庫で本文を読む ↗
🗣 語りの場面の年:本文に記載なし(上の年は事件の年)
📖 あらすじ
麻疹が大流行する文久二年、子分の多吉が大川で額に「犬」と書かれた裸の男の死骸を入れた早桶を発見する。同じ頃、横浜の居留地で異人の夫婦が変死し、探索を依頼された半七は、異人館で見つけた意外な写真を手がかりに不審を深める。
🎬 結末解説(ネタバレあり)
※結末に触れます(押すと開きます)
ハリソン夫婦と写真師の島田を殺したのは全て蟹のお角。お角は島田と関係し、ハリソンに裸の写真を撮らせた仲だったが、アグネスと島田が犬でお角を襲わせたことに激怒。ハリソンを刺殺し、犬にアグネスを噛み殺させ、島田はモルヒネで殺して額に「犬」と書いて川へ捨てた。お角は挙げられたが吟味中に麻疹で牢死した。
👤 登場人物
🗾 舞台
👻 怪異
📜 史実
📖 用語
💬 語録
飼い犬に手を咬まれるとは此のことで
半七老人(回想)|洋犬に噛ませてアグネスを殺す
一寸斬られるも二寸斬られるも同じことで
半七老人(回想)|開き直ったお角の白状
おい、松。不思議なところで不思議な人に逢ったな
半七(若き日)|異人館で松に声をかける半七
引用は本文(青空文庫)から一字一句そのままです。
🔗 関連作品(言及している)
No.40 異人の首「半七が『異人の首』の捕物で横浜へ出張った時に、その手伝いをした」と過去の事件に言及(三五郎が関与)
No.55 かむろ蛇「いつぞや『かむろ蛇』のお話のときに、安政五年のコロリのことを申し上げました」と言及
🔗 関連作品(言及されている)
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